2007年07月05日

梅雨空の下で

梅雨空の街を、仕事場へ向かって急いでいました...
しとしとと降り続く雨のせいで、たくさんの水たまりができていました。革靴を濡らさないように、ひょいひょいと跨ぎながら歩いていたけど、点滅した歩行者信号のある交差点を急いで渡っていたら、とうとう浅い水たまりに ぽちゃっと足を踏み入れてしまいした....
その時、こんな日の記憶がよみがえってきました。

もうあれから何年たったでしょう...
高校1年の頃。 
季節はちょうど今くらいのことです。
雨がしとしとと降り続くなか、家路を急いでいました。
靴をこれ以上濡らさないように、水たまりをひょいひょいと跨ぎながら歩いていたけど、家の近くの交差点で、点滅した歩行者信号に気を取られていたら、大きな水たまりに ぽっちゃり足を踏み入れてしまいました。
その時のことです...
僕の名を呼ぶ声に気がつきました...
振り返ると、幼稚園の年少組の頃の担任の先生が立っていたのです!
当時としても、すでに高校生だった僕にとっては、遠い記憶の中にありましたが、すぐに記憶はよみがえりました。
なんとも懐かしいやら気恥ずかしいやら、複雑な心境でしたが、先生は、矢継ぎ早に 僕の近況を聞いてきました。
大きくなった.. 立派になった.. これからもがんばってね... などとしきりに激励してくれたのが印象に残っています。
別れ際、何度も振り返りながら遠ざかっていく先生の傘を見送りました...
そんな先生の背中が、妙に小さく感じられました。

それからほどなく、風の便りに 先生が他界されたことを知ったのでした...


靴はすっかり濡れてしまい、心もなんだか切なくなってしまいました。
気を取り直して、ふたたび先を急ぎました。
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posted by NOBU at 07:19| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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